精神・知的特化型訪問看護ステーション Like Me(ライクミー)|大阪市・堺市

訪問看護ステーションLike Me(ライクミー)では、大阪府を中心に、障がい者グループホームへの訪問看護や障がいをかかえている方へ在宅訪問看護に特化しています。

精神科病院を退院した後が不安…地域で生活するために必要な支援とは?

地域で生活するために必要な支援とは?
「退院できることになった。でも……家に帰ってから大丈夫かな?」
精神科病院から退院することが決まったとき、本人もご家族も、うれしさと同時にさまざまな不安を感じることがあります。
「薬をちゃんと飲めるだろうか」
「また症状が悪くなったらどうしよう」
「昼夜逆転しないかな」
「一人で生活できるかな」
「家族だけで支えられるかな」
「グループホームでうまく生活できるかな」
こうした不安は、決して特別なものではありません。
むしろ、長期間の入院生活から地域での生活に戻るときだからこそ、退院後の支援を準備しておくことが大切です。

退院は「支援が終わること」ではありません。
地域での新しい生活を始めるスタートです。
この記事では、精神科病院を退院した後に起こりやすい困りごとや、地域で安心して生活を続けるために必要な支援について、わかりやすくご紹介します。

「退院できたから、もう大丈夫」ではない理由
精神科病院では、医師や看護師、精神保健福祉士などの支援者がいる環境の中で生活しています。
服薬についても管理され、食事や睡眠などの生活リズムもある程度整えられています。
ところが退院すると、一気に環境が変わります。
自宅に戻る方もいれば、障がい者グループホームなどで新しい生活を始める方もいます。
すると、
「病院ではできていたことが、家では難しい」
ということが起こる場合があります。
例えば、
  • 薬を飲み忘れる
  • 昼夜逆転する
  • 食事が不規則になる
  • 外出しなくなる
  • 人と関わることが減る
  • 不安が強くなる
  • 幻聴や妄想などの症状が再び強くなる
  • 何をしたらいいかわからなくなる
  • 家族との関係が難しくなる
などです。
だからこそ、退院後の生活を支える仕組みを、退院前から考えておくことが大切です。

退院後に一番大切なのは「その人の生活を支えること」
精神科の治療というと、「症状を治す」「薬を飲む」というイメージが強いかもしれません。
もちろん治療や服薬は大切です。
しかし、地域で生活するためには、それだけではありません。
例えば、
「朝起きられる」
「食事を取る」
「薬を飲む」
「眠る」
「人と話す」
「買い物に行く」
「好きなことをする」
「仕事や日中活動に参加する」
といった、毎日の生活そのものが大切になります。
だからこそ退院後は、
医療だけでもない。
福祉だけでもない。
家族だけでもない。

それぞれがつながって支えることが大切です。

退院後に必要になる6つの支援
精神状態を確認する
退院直後は、環境の変化によって不安や緊張が強くなることがあります。
また、ご本人が自分では気づきにくい小さな変化が出てくることもあります。
例えば、
  • 眠れなくなった
  • 食欲が落ちた
  • 会話が減った
  • 不安が強くなった
  • イライラすることが増えた
  • 外出しなくなった
  • 幻聴が気になるようになった
などです。
訪問看護では、実際の生活の場に伺い、ご本人の様子や生活状況を確認します。
そして、必要に応じて主治医や関係機関と情報を共有します。
大切なのは、
「悪くなってから対応する」のではなく、小さな変化に気づくことです。

服薬を続けられるように支援する
退院後の生活で、ご本人やご家族から相談されることが多いのが服薬についてです。
「薬を飲み忘れてしまう」
「薬が多くて管理できない」
「薬を飲むと眠くなる」
「薬を飲んでいるけれど、これでいいのかわからない」
など、悩みは人それぞれです。
訪問看護では、服薬状況を確認しながら、飲み忘れを防ぐ方法や薬の管理方法を一緒に考えます。
また、薬を飲んだ後の体調変化や気になる症状などを確認し、必要に応じて主治医へ情報を共有します。
「薬を飲ませる」のではなく、「安心して治療を続けられるように支える」こと。
これが大切です。

睡眠・生活リズムを整える
退院後に起こりやすい問題のひとつが、生活リズムの乱れです。
病院では決まった時間に食事や就寝などの生活が送れていても、自宅に戻ると自由度が高くなります。
その結果、
「朝起きられない」
「昼間ずっと寝ている」
「夜眠れない」
「食事の時間がバラバラ」
という状態になることがあります。
生活リズムを整えることは、地域生活を安定させるうえでも大切です。
ただし、
「毎朝○時に起きましょう」
と一方的に決めるのではありません。
ご本人の今の生活を確認しながら、

「まず何ならできそうか」
を一緒に考えます。
小さな変化を積み重ねることが、その人らしい生活につながっていきます。

「何をしていいかわからない」に寄り添う
長期間入院していた方の場合、
「退院したら自由に生活できますよ」
と言われても、
「自由って、何をしたらいいんだろう?」
となることがあります。
入院中は一日のスケジュールがある程度決まっています。
しかし、地域での生活では、自分で決める場面が増えます。
そこで、
  • 趣味
  • 作業
  • 就労
  • 就労継続支援B型
  • デイケア
  • 散歩
  • 買い物
  • 外出
  • 人との交流
など、ご本人が興味を持てることを少しずつ見つけていくことも大切です。
「何かをしなければいけない」のではありません

その人が「やってみたい」と思えることを一緒に探す。
それも地域生活を支える大切な支援です。

ご家族だけで抱え込まない
精神科病院を退院すると、ご家族の負担が大きくなることがあります。
「本人のことが心配で、常に様子を見てしまう」
「薬を飲んだか毎日確認している」
「症状が悪くならないか気になってしまう」
「何かあったら自分が対応しなければと思う」
そうなると、ご家族自身も疲れてしまいます。
ご家族が頑張ることは大切ですが、
家族だけで頑張る」必要はありません。
訪問看護、主治医、相談支援事業所、グループホームなど、地域にはさまざまな支援があります。
それぞれが役割を持ち、情報を共有することで、ご本人だけでなくご家族の負担軽減にもつながります。

医療と福祉をつなぐ
地域生活を続けるためには、さまざまな支援者の連携が重要です。
例えば、
主治医・精神科病院

訪問看護

相談支援専門員

障がい者グループホーム

ご家族・本人
というように、それぞれが情報を共有しながら支えていきます。
例えば訪問看護の中で、
「最近眠れていない」
「食欲が落ちている」
「薬を飲むと眠気が強い」
「以前より不安が強い」
といった変化が見られた場合、必要に応じて主治医や関係機関へ情報を共有します。
一人の支援者だけでは見えない変化も、チームで関わることで気づけることがあります。

「また入院したらどうしよう」という不安
退院後、ご本人やご家族が抱えやすい不安のひとつが、
「また入院することになったらどうしよう」
という気持ちです。
もちろん、精神疾患の経過は一人ひとり異なり、すべての再入院を防げるわけではありません。
だからこそ大切なのは、
症状が悪化することを恐れるだけではなく、変化があったときに早めに相談できる環境を作っておくこと。
「眠れなくなった」
「食事が取れなくなった」
「不安が強くなった」
「いつもと様子が違う」
そんなときに、
「どこに相談すればいいかわからない」
という状態にしないことが大切です。

退院前から「退院後の生活」を考えておく
退院してから準備するのではなく、可能であれば退院前から、
  • どこで生活するのか
  • 誰が支援するのか
  • 服薬はどう管理するのか
  • 通院はどうするのか
  • 訪問看護は必要か
  • 相談支援は利用するか
  • 日中はどう過ごすのか
  • 体調が悪くなったときは誰に相談するのか
などを考えておくことが大切です。
特に、精神科病院からグループホームへ移る場合などは、生活環境が大きく変化します。
だからこそ、

「退院できるか」だけではなく、「退院した後、どう暮らすか」まで考えること。
それが地域生活を支える第一歩です。

Like Meが考える「退院後の支援」
訪問看護ステーションLike Meでは、
「退院したら終わり」ではなく、「退院したところから支援が始まる」
と考えています。
精神科病院を退院した後の生活には、医療だけでは解決できない悩みがあります。
服薬。
睡眠。
食事。
生活リズム。
人との関わり。
外出。
家族との関係。
日中活動。
グループホームでの生活。
こうした一つひとつの生活を見ながら、ご本人が地域で安心して暮らせるように支援します。

Like Meは「その人らしい生活」を一緒に考えます
私たちが大切にしているのは、
「何ができるか」だけではありません。
「どんな生活をしたいのか」

ということです。
病院を退院した後、
「一人で買い物に行けるようになりたい」
「家事を少しできるようになりたい」
「仕事を続けたい」
「趣味を続けたい」
「グループホームで安心して暮らしたい」
「家族と良い関係を続けたい」
人によって目指す生活は違います。
だからこそLike Meでは、ご本人の思いや希望を大切にしながら、医療と福祉のつながりを作っていきます。

退院後の生活を、一人で抱えなくても大丈夫です
もし今、
「退院することになったけれど、この先が不安」
と感じているなら、その不安を一人で抱えなくても大丈夫です。
「薬の管理が心配」
「生活リズムが崩れそう」
「家族だけでは支えきれない」
「グループホームでの生活が心配」
「退院後、誰に相談すればいいかわからない」
そんな不安も、地域の支援者と一緒に考えることができます。
退院はゴールではありません。

その人らしい地域生活を始めるためのスタートです。
訪問看護ステーションLike Meは、本人・家族・医療・福祉をつなぎながら、退院後の暮らしに寄り添います。
「病院を退院したけれど、地域での生活が心配」
そんなときは、ぜひLike Meにご相談ください。
一人ひとりの「これからどう暮らしたいか」を大切にしながら、安心して地域で生活を続けられるよう、一緒に考えていきます。
訪問看護ステーション Like Me
退院後の暮らしに、医療の安心を。
その人らしい地域生活を、一緒に支えます。


次回、退院後の相談先の具体化について記載いたします。

 
2026年09月11日 12:47

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