精神・知的特化型訪問看護ステーション Like Me(ライクミー)|大阪市・堺市

訪問看護ステーションLike Me(ライクミー)では、大阪市を中心に、障がい者グループホームへの訪問看護や障がいをかかえている方へ在宅訪問看護に特化しています。

精神科訪問看護の現場で支援者が本当に困っていることとは?

看護師と利用者が話しているイラスト

私自身、精神科訪問看護は、利用者様を支える重要な役割を担っていると思っています。
実際の現場では、教科書通りにはいかない困難が日常的に発生しています。
今回は、支援者側が直面しやすいリアルな課題を整理していきたいと思います。


「支援を必要としている人ほど受け入れてくれない」問題
症状が強い方ほど
・訪問を拒否する
・看護師や支援員を信用しない
・支援を“監視”と感じてしまう

というケースが少なくありません。

支援者側としては
「明らかに支援が必要なのに介入できない」
というジレンマを抱えることになります。

👉
解決のカギは支援のペース調整と関係構築の優先
治療よりまず“安心できる存在”になることが土台になります。
この期間は非常に大事であり、その人の理解者になる為の期間
でもあります。


② 服薬トラブルが支援崩壊の引き金になる
現場でよく起こるのが

・飲んでいるフリをする

・副作用で拒否

・調子が良くなって自己中断


結果として、


再発 → 問題行動 → 入院 → 生活リセット

という悪循環に陥ります。

支援者単独では限界があり、

訪問看護による日常的な確認と医師連携が極めて重要になります。
長い期間服用している薬でも日頃からの利用者様の気分の変化に気を付けて
観察が必要となります。



③ 「生活支援」と「治療支援」の境界があいまい
精神科領域では特に

・片付けができない

・入浴しない

・食事をとらない

・昼夜逆転


これらが症状なのか生活習慣なのか判断が難しい場面が多発します。

叱咤や指導では改善せず、悪化することも。

👉
医療視点での評価+生活支援が同時に必要
ここをつなぐ役割こそ精神科訪問看護の強みだ
と思っています。


④ 急変時の判断に常にプレッシャーがかかる
支援者が悩む瞬間は
「これは様子見でいいのか?」
「受診につなぐべきか?」
「緊急対応レベルか?」

精神症状は数値で測れず、
判断を誤ると大きな事故につながるリスクもあります。

👉
普段からの看護師との情報共有が最大のリスク管理

小さな変化を早期に気づけて、連絡体制が重要
だと思います。



⑤ 支援者自身が疲弊していく現実
精神支援では
・感情のぶつけ先にされる
・依存関係が生まれやすい
・終わりの見えない支援になる

結果として
燃え尽き・離職・チーム崩壊につながることもあります。

訪問看護が入ることで

✔ クッション役になる
✔ 医療判断を分担できる
✔ 支援をチーム化できる

支援者の負担軽減にも直結されます。



支援がうまくいく現場に共通するポイント
うまく回っているケースには共通点があります。

✅ 医療と福祉の情報が日常的に共有されている
✅ 困った時すぐ相談できる関係性がある
✅ 一人で抱え込まない体制がある

精神科訪問看護は「看護」だけでなく、
支援全体を安定させるハブ役になれます。

まとめとして・・・

精神科訪問看護は“問題対応”ではなく“崩れる前の予防”


支援者が感じている困りごとの多くは、

✔ 悪化してから対応している
✔ 医療視点が入るのが遅れている

ことから大きくなっています。

訪問看護が早期から関わることで

・再発予防
・生活安定
・支援者の負担軽減

すべてが改善しやすくなります。

2026年02月11日 11:42

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